フランチャイズ経営で稼ぐ副業を紹介!メリット・デメリットやオススメの稼ぎ方とは

副業でのフランチャイズ経営に注目が集まっています。本業を辞めることなく、比較的安い開業資金で起業ができ、経営のノウハウも学べる副業のフランチャイズ経営。そのメリット、デメリットを比較し、どのようなフランチャイズがオススメなのかをご紹介します!

副業で行うフランチャイズ経営の種類

フランチャイズ経営とは

フランチャイズ本部と加盟契約を結ぶことで、お店の看板やサービスを使う権利を借りることができます。そして、その対価としてロイヤリティを支払います。そのシステムをフランチャイズ契約といいます。
有名なフランチャイズ経営では、コンビニエンスストアがよく知られています。

副業とは

本業以外のことで収入を得るために行う就労のことです。お小遣い稼ぎから、起業や資産運用等の投資まで幅広い種類があります。

会社に就職しても、いつ会社が倒産するかわからず、非正規雇用の割合も増えている昨今、将来の金銭的な不安が高まっています。多くの方が老後の生活費を心配しているという時代背景から副業へのニーズが高まっています。

2018年1月、厚生労働省は企業の就業規則のモデルとして「労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる」という1文を追加しました。それにより、会社での副業が認められやすい傾向になってきました。

そんな中、本業を辞めることなくできる副業のフランチャイズ経営は、リスクが少ないと注目されているのです。

副業フランチャイズの形態

副業でのフランチャイズ経営にはおおむね4種類の形態があります。

・投資型(土地活用型フランチャイズ)
・投資型(ビジネスオーナーフランチャイズ)
・ネットビジネス
・小規模な仕事を行うフランチャイズ

それぞれについて簡単に説明します。

投資型(土地活用型フランチャイズ)

コインパーキングやコインランドリー、トランクルームに代表されるように、土地を活用して、ほぼ自動的に収益をあげます。従業員は必要ありません。景気の影響などは受けず、長期的に収入を得ることができます。

ただし、工事費用や防犯システム、看板の設置など、初期投資に費用がかかります。
また、同業者との差別化が難しく、立地条件などに影響されます。

景気の影響を受けにくいとはいえ、例えばコインランドリーでは、最近はファミリー層や主婦の利用が増えていることから、清掃やコロナ禍による消毒が必要となってきています。

投資型(ビジネスオーナーフランチャイズ)

投資と運営を切り離すタイプのフランチャイズです。資金の出資である投資だけを行い、人材確保や店舗運営は本部が行います。
オーナー業務のみなので、本業に支障をきたさずに、副収入を得られますが、初期費用が多くかかります。コンビニエンスストアや飲食店が該当します。

経営が初めてでも、本部のサポートにより行えますし、投資だけなので本業に影響を与えないでしょう。

ネットビジネス

ネットショップで輸入品を販売したり、オンラインでの不動産仲介業等を行います。
パソコンとインターネット環境があれば、隙間時間を使って、家や好きな場所で行うことができます。
最安で0円の開業資金で始められます。

専門知識は、本部サポートにより得られるため、初めての場合でも始めやすいといえます。

小規模な仕事を行うフランチャイズ

ハウスクリーニングや家事代行などのように、店舗を構えることなくできる無店舗のフランチャイズです。
訪問介護サービスやリペア、配色サービスも該当します。自宅を拠点にでき、在庫を抱えることがなく、低リスクで無理なく始められます。

高収入は見込めませんが、マイペースにできます。いずれは独立し、本業とすることも可能です。

フランチャイズ経営のメリットとデメリット

メリット

経営感覚が身に付く

本部からアドバイスをもらいながら経営を行うため、未経験からでも経営のノウハウを学べます。経営のマニュアルも利用できますので初心者でも安心です。

開業の段取りも教えてもらえるほか、トラブルの際にも本部がサポートをしてくれます。

費用を抑えて開業できる

本部からの資金面のサポートを受けやすく、融資を受けやすくなります。
建物や設備の費用負担のほか、原材料、資材は本部が仕入れ先を確保してくれるところもあります。

形態によっては、0円から開業できるフランチャイズ経営もあり、初期費用が少なく済む傾向にあります。

スキルアップができる

専門的な技術を必要とする仕事にも挑戦できますし、本業とは違う、新しい分野の知識や技術も吸収できます。

定年退職がない

会社員のように定年退職がないので、老後資金にも充てられます。

看板がある

名が知れ渡り、ブランド力があるため、顧客が付きやすい傾向にあります。

デメリット

ロイヤリティがかかる

お店の看板やサービスを使う権利の代わりに、毎月決まった金額あるいは売り上げに応じた金額のロイヤリティを支払う必要があります。本部によってロイヤリティは異なり、高いロイヤリティを支払う必要がある場合もあります。

ロイヤリティ0円でオーナーを募集していることもありますが、商品の仕入れ価格が高騰になっていることもありますので、注意が必要です。

経営の自由が少ないことがある

選ぶ商品や営業時間も本部のルールに従わないといけません。
本部の看板を背負って営業を行っていることもあり、良いと思っても自分の判断で決められません。ルール違反をすると、ペナルティが課せられる場合もあります。

オススメのフランチャイズ経営

時間の制約が少なく、開業資金が少ないフランチャイズ契約は、リスクが少なく、本業に影響を与えたくない人にはオススメです。

ここでは、例をご紹介します。

CCR(ネットショップ)

・募集エリア 全国
・開業資金 23万、月会費1万円
・収益例 6か月で粗利益22万円
・ロイヤリティ  1万円

ネットショップの知識がなくても、本部がサポートしてくれます。
服やアクセサリー、携帯電話などの商品を海外から激安で仕入れられ、少ない数から発注できるので、在庫管理もしやすいです。

激安仕入れで高く売るので利益率は約50%、時間の制約もあまりありません。

SP水素吸入器ストックビジネス(水素吸入器設置)

・募集エリア 全国
・開業資金75万
・収益例 月商123万
・ロイヤリティ 0円

無店舗で、開業資金も少なめです。
水素吸入器を無料設置し、設置する店舗は場所の負担だけで、他には負担もなく新たな収益源となります。エステや接骨院などに置くだけで利益が出続けるビジネスモデル。高収益のストックビジネスです。

成果を出すためのノウハウを本部が提供してくれるので、未経験の方でも安心して取り組めます。

トータルリペア(自動車修理)

・募集エリア 全国
・開業資金0円
・収益例 月237万円
・ロイヤリティ 月額4万円~6万円(月額完全固定制)

研修制度やサポート体制の充実により、特別な知識、資格、経験不要です。
無店舗・出張型のサービスです。(店舗が必要な場合も自宅の小スペースで対応できます)

まとめ

フランチャイズ経営にはメリットがたくさんありますが、経営が無計画だといずれ行き詰まります。
そうならないように、計画立てて、無理のない事業を選ぶこと、長く続けられるように、自分が興味ある分野へ参入することが大切です。

また、自分が副業に求める収入が、どの程度であるかを確認しておく必要があります。
あくまで本業の+アルファとして、現在よりも少し収入を増やすことが目的なのか、あるいは将来的に、それを本業にしたいのか、きちんと考えておくことが大切です。

今まで独立したくても、専門知識がなく出来なかった方、経営のノウハウがなくて踏みとどまっていた方には、ぜひ活用していただきたいです。

今回はフランチャイズ経営についての副業をご紹介しましたが、それ以外の副業に興味がある方は、下記の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

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白沢世織

スタートアップで人事、広報、コンサル等、1人で5つの職種を担当しながら1年で6カ国を旅する敏腕マネージャー。「落ち込む時間が一番ムダ」を信条に会社員だけでなく、副業でも月収100万円を超えるゼネラリスト。