以前は副業を認めなかった日本の企業ですが、今は大手企業でさえ副業を認める傾向になってきました。
日本政府でも2018年を「副業元年」と位置づけ、働き方改革の一環として副業・兼業を促進しています。
しかし、まだまだ副業を認めていない会社が多いのも現実です。
今回は、副業を行うメリット・デメリット、さらにおすすめの副業を紹介します。
「副業で稼ぎたい!」と考えている方、参考にしてくださいね。
副業で行うダブルワークの種類
「ダブルワーク」、似た言葉に「副業」「兼業」があります。少しずつ意味が違うのは知っていますか?
ダブルワークは2つ以上の仕事を掛け持ちしている状態です。どちらが本業というわけではなく、時間・給与的にも同じくらいです。正社員でダブルワークを行っている方はいませんので、アルバイトやパートなど非正規雇用を掛け持ちしている時に使います。
副業は、明らかにこちらとわかる本業があり、そのうえで別に仕事をしていることを言います。正社員が本業で、その空き時間や休みを利用してお小遣いを稼いでいるときなどに使われます。
働く時間ももらえる給与も本業より少なくなります。
兼業は、本業がいくつもある状態です。
兼業農家という言葉を学校で習ったと思います。農業が本業、別に仕事があってそれも本業という事です。
なので、2つ以上本業がある人が使う言葉になります。
今回は副業の種類を紹介します。
1,日雇い労働
一日だけ雇われて働く雇用形態のひとつです。例えば、倉庫の整理や交通整理といった肉体労働、工場の仕分け作業、パソコン作業など、もくもくとやる仕事が多いです。
2,飲食店・水商売
飲食店や水商売も選ばれることが多いです。
昼間は本業の事務仕事をして、終業後の夕方から居酒屋で働いているという方もいます。
3,引っ越し
これも日雇いの仕事という分類かもしれません。
土日休みの方で体力を使っても良い方ならば選ばれる人も多いです。時給は高めですので、がっつり稼ぐダブルワーカーにはおすすめです。
4,投資
これはスマホ一つで出来ます。
株式やFXなどで取引をします。時間に余裕がない、体力に自信がない方におすすめです。
下記の記事に投資関連ビジネスの副業についてまとめました。もっと知りたい方は、こちらをご参照ください。
▷関連記事:投資関連ビジネスで稼ぐ副業を紹介!メリットデメリットやオススメの稼ぎ方とは
5,アフィリエイト
これはブログを持っている人におすすめです。
自分のブログに楽天市場などのリンクを貼り、自分のブログから商品を購入してもらうと見返りとしてある程度の金額が振り込まれます。
収益化には時間がかかりますが、パソコンを使って自宅で出来るのでおすすめです。
6,クラウドソーシング
これは専門的な知識を持っている人におすすめです。
IT化の進んでいる現在はWEB系の知識がある人のニーズが高まっています。
また、インターネットで検索をしたり、電子書籍のニーズが高まったりしてますので、ライティングやデザイン、YouTubeのシナリオを書く仕事など豊富に存在しています。
ダブルワークのメリットとデメリット
日本政府でも副業を推進していますが、いまだにおよそ7割の会社が副業を認めていないのが現状です。
副業を行うことで、生活が豊かになる(お小遣いが増える)というメリットの他に
・自分のスキルがさらに磨ける
というものがあります。
しかし、デメリットもあります。
・勤めている会社の同業他社にて勤務
・1日の半分ほどの時間を本業とは別の仕事に費やす
この2つを行うと、最悪の場合、解雇に繋がることもあります。
言わなければバレないじゃん!って思っていても、副業の年収が20万円以上になると確定申告をしなければなりません。
そうすると、住民税の額が給与に比べて多くなり、住民税の特別徴収を会社で行っている場合はバレてしまう可能性が出てきます。
メリット・デメリットをよく考え、副業を開始しましょう。
オススメのダブルワーク
メリット・デメリットを考えたうえで副業を行うと決めたのであれば、お手軽にそして効率よく稼ぎたいですね。
ここでは、オススの副業をご紹介します。
1、せどり
ブックオフや家電専門店などで安く商品を仕入れ、Amazonなどで高く販売し、その差額で儲ける仕事です。
オークションで売る方法もありますが、手数料などが引かれますし、競合も多くなっていますので難易度が上がってきています。
「おぉ!」と言われる定番品では無いもの、マニアックなものがオススメではあります。
2、Webライター
クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスで案件を探しましょう。
あなたが得意とする分野の執筆が出来ることがあります。文章を書くことが好きな方にはオススメの仕事となります。
3、ポイントサイト
ポイ活とも言われますね。
ポイントアプリをダウンロードして簡単に始めることが出来ます。隙間時間にポイントサイトでゲームするだけでポイントをためることが出来るなど、気軽なのも人気の理由の一つです。
4、タイミーなどを利用する
タイミーはあなたが空いている時間を即お金に出来る、短時間OKのバイトを紹介するアプリです。
3時間だけ、この日だけ、という働き方もできますのでオススメです。
そのほかにもいろいろありますので、ネットを活用し自分の知識と体力と相談して決めましょう。
まとめ
副業はあくまでも副業です。
本業を疎かにしてまで行うものではありませんので、本業第一ということを忘れずに、楽しんで働けるものを副業として選びましょう。